本田透!?

 ここ1月くらいで本田透さん(フルーツバスケットの主人公の女の子じゃない方の)が大好きになりました。この人の書く本が面白くてもう大変ですよ。(ウィキペディア本田透)ライトノベル本は9冊あるようですが、既に全て読破しました。
 何がいいかというとまずキャラが本当に可愛いのです。氏本人が萌え狂いながら書いているとしか思えません(超褒めています)。あんまり自分の属性じゃないっぽいキャラもいますけど、みんな可愛いです。萌え萌えだっ!(笑)
 更に面白い要素として「実在する物語とのリンク」という要素がありまして。一部の本なんですが、中世の錬金術の話、ジャンヌダルクと周辺の人の生涯、「アーサー王と円卓の騎士」あたりと対応したお話がありまして。これらの話を只のパロディにせず、独自の解釈を加えながらライトノベルに乗せてくる辺りは見事だなあと思います。
 あとさりげに悲しい話が多いってのもあるかなあ、『キラ×キラ』の最後なんて、エロ小説なのに(氏はライトノベルとして書いたそうですが)読み終わった時に、泣きながらとあるキャラの幸せを願わすにいられません。うおおおおん。
 まーそんなわけで、ライトノベルで新しい物を探している人は試してみては如何でしょうか。