人の褌で相撲を取る

 ということわざがあります。「他人のものを利用して、自分の利益をはかること。」だそうですが、今回はこのことわざの起源について考えていきたいと思います。いえ、なんとなくですが。
 他人の物を使って自分が得をする状況、そのアイテムが他人のふんどしとは、いったいどんなものなのかと思いましてね。だってふんどしですよふんどし、これを他の人のを使うだけで得をする状況ってどんなんだよと思うんですよねー。
ふんどし変えるだけでパラメータ変わんのかよと、お前らヘッドマスターズかっつーの。(ほとんどの人が意味不明だと思うので一応解説しておくと、昔そういう名前の頭を交換するだけで強さが自在に変化しちゃうロボットアニメがあったのです。)
 自分が考えるに、昔の人が使っていたふんどしにはパワードスーツのような強化能力があったのだと思います。各自が好きなように改造または強化を行っていたに違いありませんね。戦国時代なんていつ死んでもおかしくないような修羅場の連続だったわけですし、みんな自分のふんどしを有り金はたいて改造して使っていたに違いありませんよ!そう考えると、自分の物とは全く違う強化または改造を施された他人のふんどしを使って成果を上げる事は、わりと当時はありがちな話だったのかもしれません。
 そう考えてみると、戦国無双戦国BASARAシリーズに出てくる武将は皆、普通の人間とは思えない強さを発揮していますね。ふんどしのせいだったのか…。