6号と律子の帰り道

 
律子「………あ、あれ?わたし…たしか…。」
6号「起きたか律子。誕生会が終わってしばらくしたら
   もう寝てるんだもんなぁ。
   律子があんまり気持ちよさそうに寝ていたから、
   勝手におんぶして帰ってきちゃったぞ。
   というかまだ帰っている途中だけどな。」
律子「私がこの1日スケジュールを空けるために、
   どれだけ苦労したと思ってるんですか…。」
6号「うん、知ってる。だから起こさなかった。
   もうしばらく、おぶったままでも大丈夫だから、
   だからもうちょっと、このままで…な?」
律子「……………えっち…ふふっ。」
 
6号「……律子、今日はどうだった?」
律子「……とても…うれしかった…。」
6号「……よかったな。」
律子「……うん。」
 
6号「………………。」
律子「…………どうして」
6号「うん?」
律子「…どうしてみんな、私なんかの為に、
   ここまでしてくれるんですか…。
   …私なんて…どこにも…いないのに…。」
6号「何わざわざヘコみながら変な事言ってるんだ?
   律子はいるよ、だって今もこうしてここに
   いるじゃないか。」
律子「僕たち私たちの胸の中に…
   なんてのはいいですよ…そんなの…。」
6号「俺がいると言ったらいるんだよ。
   俺の世界の中だけの話だけどね。」
 
律子「…有ると言えば有る。無いと言えば無い。
   プロデューサーがいつも言ってる奴ですか。」
6号「信じるものは救われるってね。友情も愛も、
   それがあると思う奴だけが手にする事が出来るのさ。
   だから俺は律子の存在を信じる。」
律子「夜中に一人「律っちゃんに会いたいよ…」って
   ぽろぽろ泣いた事がある人の台詞とは思えませんね。
   ふふふっ。」
6号「そそそそれは言わない約束だぜマイハニー。
   せっかくカッコイイ事言ったのに…。」
律子「くすくす、カッコイイ台詞なんて
   プロデューサーには似合いませんよ。」
6号「ああそう…。orz」
 
律子「さてさて、いつまで一緒にいてくれるんですか?
   プロデューサー、期待してますからね。」
6号「それについては大丈夫。俺の脳内には
   未だに如月さん(ときメモ)がいて、
   今も月イチくらいのペースで土下座してるからな!」
律子「どうして そこで土下座なんですか。」
6号「俺の脳内に2人の眼鏡っ娘はいらない。
   そう思っていた頃が僕にもありました…。」
律子「それって…まさか…。」
6号「おおっとそれ以上は俺のプライベートな領域ですから、
   勝手に踏み込まないでくださいっ。><」
律子「もう…バカぁ…。」
 
これが律っちゃんボツ話。
さすがにやりすぎだし、掲示板の私物化って
言われそうなのでやめておきました。