近況(漫画ラノベ)

まいど久しぶりの近況でヤンス。こういう日記等は書かないでいるとますます何を書いていいのか分からなくなってきますからね。たまには何か書かないとねって感じで何か書いてみます。


最近の漫画

ばらかもん4巻/ヨシノサツキスクウェアエニックス

田舎版よつばと!とでも言えばいいんでしょうか。子供のテンションが高くて楽しいです。超好き。この漫画に出てくる「このもん」という漬物のレシピを調べようと思ってググったら、見事にこの漫画関連のページしか出てきませんでした。そんなにマイナーな食べ物なのかw

鈴木先生11巻/武富健治双葉社

中学生日記ジョジョを足したような漫画もついに完結しました。最後という事で学校で大事件が起こりますが、鈴木先生はほとんど傍観者で、作中でも何度も神と言われるチートキャラ中学生がウルトラCを連発して事件を解決しちゃったのは少し拍子抜けだったかな。鈴木先生の教育の賜物ですと言えばそうなのかもしれないけど、やっぱり最後は鈴木先生の「そげぶタイム」で決めて欲しかった気がします。

未来日記12巻/えすのサカエ角川書店

これも完結しましたが、まあ…ループ世界オチって楽デスヨネー。主人公が殺した人達もみんな殺す前に戻ってハッピーエンドだそうです。駆け引きウンヌンよりもお話を優先したんだろうけど、終盤は「神の不思議な力」のバーゲンセールで、序盤に自分の特殊な日記の情報だけで必死に対戦相手を殺していたのはなんだったのかという状態に…。
結局、こういうファンタジー駆け引き漫画で、ご都合パワーアップ抜きで最後まで対決を描ききれるのって荒木センセくらいしかいないんですかね。

星は歌う11巻/高屋奈月白泉社

これも完結したみたいですけど、まだ怖くて読んでません。今はあんま精神的ダメージを受けたくないので…。読んだであろう某氏からこの話題が全く出ないのである程度察していますが。


最近のラノベ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない8巻/伏見つかさアスキーメディアワークス

相当待たされた8巻ですが、非常に上手い事やったという印象です。本当に素晴らしい出来でした。
この手のハーレム系ラノベで、特定のキャラ同士を交際させて別れさせて、誰かがリタイヤすることも無く全員元の場所に戻って来るという、いろんな意味でありえない展開を上手に書いていて心底感心しました。最後の某キャラの転校は少々強引な気もしましたが…w
本筋の話の転がし方もお見事でしたが、他の場所で出たネタを本編でかなりの数拾っていて、PSP版ゲーム、スピンオフ小説、アニメOPの歌詞やWebラジオの冒頭ドラマパートと、他所とリンクしたネタの盛り込みも見事でした。メディアミックスって感じがします。
そんな大変良い作品だったので、店舗特典のカード欲しさに2冊目を買ってしまったのも不可抗力と言えるでしょう。

余談ですが、旬のコンテンツの性なんですかね、俺妹も8巻の発売直前は悪意のあるウソバレによって各キャラスレが荒らされまくっていました。それを信じた人は絶望し、怨嗟の叫びを書き込み、それを見た人が信じて…という無限地獄と化していました。しかし、発売日になって皆が8巻を読んだ後は、作者への謝罪も多数書き込まれて即座に通常状態に戻りました。作品の質が負の空気を完全に押し返した形です。
大人気コンテンツというものは、こうありたいものですな。

アレの2はなんでこうならなかったんだろうなーなんて今更考えても仕方ない事ですが。単に質の問題でしょうし…。